ヘルシンキ発 〓 国立歌劇場の首席指揮者にハンヌ・リントゥ

2019/05/10
【最終更新日】2021/04/30

フィンランド国立オペラの首席指揮者にフィンランド出身のハンヌ・リントゥ(Hannu Lintu)が起用されることになった。任期は2022年の1月から。国立オペラの首席指揮者はドイツ生まれのミヒャエル・ギュットラー(Michael Güttler)の契約が2016年に更新されずに終わった後、空席になっている。

リントゥは2013年からフィンランド放送交響楽団の首席指揮者を務め、2021/2022シーズンで退任することになっている。トゥルク・ポリ州のラウマ生まれの51歳。

トゥルク音楽院とヘルシンキのシベリウス音楽院でチェロとピアノを学んだ後、指揮をアッツォ・アルミラ、ヨルマ・パヌラ、エリ・クラス、イリヤ・ムーシンに師事。在学中の1994年にベルゲンのノルディック指揮者コンクールで優勝している。

写真:Finnish Radio Symphony Orchestra


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