カナダのケベック交響楽団(Orchestre symphonique de Québec)が空席になっている音楽監督にドイツ人指揮者クレメンス・シュルト(Clemens Schuldt)を迎えると発表した。2020年で退任したファビアン・ガベルの後任で、任期は2023/2024から。
シュルトはドイツ・ブレーメン生まれの38歳。2006年からミュンヘン室内管弦楽団の首席指揮者に就任、2010年にロンドン交響楽団主宰の「ドナテッラ・フリック指揮者コンクール」で優勝した。
その後、ロンドン交響楽団の副指揮者を務めてワレリー・ゲルギエフ、サイモン・ラトルらの元で研鑽を積むかたわら、さまざまなオーケストラに客演して活躍の場を広げ、ミュンヘン室内管弦楽団は2021/2022シーズンで退任している。
写真:Orchestre symphonique de Québec / Marco Borggreve
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ケベック発 〓 空席だったケベック響の音楽監督にクレメンス・シュルト
2022/12/15
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