ヤクブ・フルシャ(Jakub Hrůša)が、2016年から首席指揮者を務めるバンベルグ交響楽団との契約を延長した。今回の契約更改で任期は2029年まで伸びる。フルシャはバンベルグ響の77年の歴史の中で5人目の首席指揮者で、この11月にはオーケストラへの貢献が認められ、バイエルン文化賞を受賞している。
1981年、チェコ・ブルノ生まれの42歳。プラハ音楽院でイルジー・ビエロフラーヴェク、ラドミル・エリシュカらに指揮を学び、2008年からビエロフラーヴェクの後を継いでプラハ・フィルハーモニアの音楽監督兼首席指揮者に就任。2010年には音楽祭「プラハの春」のオープニング・コンサートの指揮者を最年少で務めた。
現在、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団とイタリアの国立サンタ・チェチーリア音楽院管弦楽団の首席客演指揮者を兼務。また、2025/2026シーズンから英国のロイヤル・オペラ・ハウス(Royal Opera House)の第7代音楽監督に就任することが決まっている。
写真:Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks / Astrid Ackermann
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バンベルグ発 〓 ヤクブ・フルシャがバンベルグ響との契約を延長
2023/12/09
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