訃報 〓 オリヴァー・ナッセン(66)英国の作曲家

2018/07/09
【最終更新日】2023/02/06

英国を代表する作曲家で指揮者としても活動したオリヴァー・ナッセン(Oliver Knussen)が8日に亡くなった。66歳だった。

ナッセンは1952年、英国グラスゴー生まれ。父親はロンドン交響楽団の首席コントラバス奏者だった。ジョン・ランバートに作曲を学び、16歳でロンドン交響楽団を指揮して自作の交響曲第1番を初演して指揮者デビュー。その後、米国のタングルウッド音楽センターでガンサー・シュラー(Gunther Schuller)に師事した。

代表作として交響曲第3番、絵本作家のモーリス・センダックと共同制作した2児のためのオペラ《かいじゅうたちのいるところ》、室内楽では《声なき歌》などがある。

1986年から1998年までタングルウッド音楽センターで現代音楽部門の部長を務めた他、英国のオールドバラ音楽祭のアーティスティック・ディレクター(1983 – 1998)、オランダのハーグ・レジデンティ管弦楽団の首席客演指揮者(1992 – 1996)、ロンドン・シンフォニエッタの音楽監督(1998 – 2002)などを歴任。最近までバーミンガム・コンテンポラリー・ミュージック・グループ、BBC交響楽団及びサウスバンク・センターの要職を務め、現代音楽界をリードしていた。

写真:Harrison Parrott / Ivor Novello Award


関連記事

  1. オークランド発 〓 「ASBシアター」が「キリ・テ・カナワ劇場」に改名

  2. ウィーン発 〓 国立歌劇場に続いて、ウィーン・フィル主催の舞踏会も中止

  3. 訃報 〓 ユーリ・アルペルテン(63)エストニアの指揮者

  4. 大津発 〓 びわ湖ホールが《神々の黄昏》を無観客公演に、同時に無料ストリーミング配信

  5. ウィーン発 〓 ウィーン・フィルの「サマー・ナイト・コンサート」が存続の危機、市政府が補助金をカット

  6. ロンドン発 〓 ロイヤル・オペラ・ハウスがロシアの指揮者パベル・ソロキンとの契約を破棄

  7. ベルリン発 〓 レコード賞「オーパス・クラシック」が2026年の年度賞発表

  8. オスロ発 〓 クラウス・マケラが3月、オスロ・フィルとのシベリウス全集でレコード・デビュー

  9. トリノ発 〓 リッカルド・ムーティがストリーミングのための《コジ・ファン・トゥッテ》を指揮してトリノ歌劇場にデビュー

  10. 訃報 〓 ジークフリート・クルツ(92)ドイツの指揮者

  11. ベルリン発 〓 バレンボイムまた休養、当面の公演をキャンセル

  12. ロンドン発 〓 英国のクラシック音楽雑誌「グラモフォン」が年度賞を発表

  13. ジュネーブ発 〓 ジュネーブ大劇場が2020/2021シーズンの公演ラインナップを発表

  14. エディンバラ国際フェスティバル 〓 2021年の概要を発表

  15. モントルー発 〓 ローザンヌ国際バレエ・コンクールの第1位にイタリアのマルコ・マシャーリ

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。