訃報 〓 作曲家のオリヴァー・ナッセンが死去

2018/07/09
【最終更新日】2018/07/10

英国を代表する作曲家で指揮者としても活動したオリヴァー・ナッセン(Oliver Knussen)が8日に亡くなった。66歳だった。ナッセンは1952年、英国グラスゴー生まれ。父親はロンドン交響楽団の首席コントラバス奏者だった。ジョン・ランバートに作曲を学び、16歳でロンドン交響楽団を指揮して自作の交響曲第1番を初演して指揮者デビュー。その後、米国のタングルウッド音楽センターでガンサー・シュラー(Gunther Schuller)に師事した。代表作として交響曲第3番、絵本作家のモーリス・センダックと共同制作した2児のためのオペラ《かいじゅうたちのいるところ》、室内楽では《声なき歌》などがある。1986年から1998年までタングルウッド音楽センターで現代音楽部門の部長を務めた他、英国のオールドバラ音楽祭のアーティスティック・ディレクター(1983 – 1998)、オランダのハーグ・レジデンティ管弦楽団の首席客演指揮者(1992 – 1996)、ロンドン・シンフォニエッタの音楽監督(1998 – 2002)などを歴任。最近までバーミンガム・コンテンポラリー・ミュージック・グループ、BBC交響楽団及びサウスバンク・センターの要職を務め、現代音楽界をリードしていた。

写真:Harrison Parrott / Ivor Novello Award

関連記事

  1. チューリヒ発 〓 ゲザ・アンダ国際ピアノコンクールでクレア・フアンチが優勝

  2. エーテボリ発 〓 エーテボリ交響楽団が首席客演指揮者にバーバラ・ハンニガン

  3. ハレ発 〓 州立劇場の音楽総監督にアリアーヌ・マティアク

  4. モスクワ発 〓 中国愛楽楽団が初のロシア・ツアー

  5. ダラス発 〓 ダラス交響楽団の次期音楽監督にファビオ・ルイージ

  6. ブリュッセル発 〓 モネ劇場が好スタート、2018/2019シーズンが開幕

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。