ベルリン発 〓 オペラ雑誌「オペルンヴェルト」が「オブ・ザ・イヤー2021/2022」を発表

2022/09/29

ドイツのオペラ雑誌「オペルンヴェルト=Opernwelt」が「オブ・ザ・イヤー2021/2022」を発表した。「オブ・ザ・イヤー」は欧米の音楽関係の評論家や記者50名の記名投票で選ばれている。主な受賞者は以下の通り。

[オペラハウス]
 フランクフルト市立オペラ
 =6度目の受賞、プロダクション、合唱団も同時受賞

[歌手]
 ヴェラ=ロッテ・ベッカー(ソプラノ)
 =バイエルン州立オペラのゲオルク・フリードリヒ・ハース《ブルートハウス》のナジャ・アルブレヒト役での歌唱と演技が評価されて

[プロダクション]
 フランクフルト市立オペラのリムスキー=コルサコフ《クリスマス前夜》
 =クリストフ・ロイ演出

[演出家]
 キリル・セレブレンニコフ
 =バイエルン州立オペラのショスタコーヴィチ《鼻》、オランダ国立オペラのウェーバー《魔弾の射手》が評価されて

[初演]
 ベルリン州立オペラのペーテル・エトヴェシュ《スリープレス》
 チューリッヒ歌劇場のステファン・ワース《真珠の耳飾りの少女》

[再発見]
 ギロー、デュカス、サン=サーンス《フレデゴンド》
 =ドルトムント市立オペラによる上演
 カロル・ラートハウス《異国の大地》
 =オスナブリュック市立オペラによる上演

[オーケストラ]
 バイエルン州立歌劇場管弦楽団
 =10回目の受賞、連続8年の受賞

[合唱]
 フランクフルト市立歌劇場合唱団
 =ダッラピッコラ《ウリッセ》が評価されて

[指揮者]
 キリル・ペトレンコ
 =バーデン=バーデン音楽祭で上演されたチャイコフスキー《スペードの女王》が評価されて

写真:Oper Frankfurt / Monika Rittershaus


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