オランダのヴァイオリン奏者ヤープ・シュレーダー(Jaap Schröder)が1日、95歳で亡くなった。1960年代からグスタフ・レオンハルト、アンナー・ビルスマ、フランス・ブリュッヘンらと交流し、コンチェルト・アムステルダムに加わった古楽演奏のパイオニアの一人。1981年からクリストファー・ホグウッドに請われて、エンシェント室内管弦楽団のコンサートマスターを務めた。
アムステルダムの生まれで、アムステルダム音楽院でヨス・デ・クレルクにヴァイオリンを学び、卒業後はパリでジャン・パスキエ、ジョゼフ・カルヴェやジャック・ティボーたちから薫陶を受けた。1952年からオランダ弦楽四重奏団を主宰。1973年からはスイス・バーゼルにある音楽大学スコラ・カントルムで後進の指導に当たった。
写真:kairosmusic
訃報 〓 ヤープ・シュレーダー(95)オランダのヴァイオリン奏者
2020/01/02
【最終更新日】2023/02/16
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