指揮者のエリアフ・インバル(Eliahu Inbal)が首席指揮者を務める台北市立交響楽団(Taipei Symphony Orchestra)との契約を破棄、この8月で慌ただしく退任することを明らかにした。インバルはこの4月に契約を更改、任期を2025年7月まで延長したばかり。
インバルは1936年、エルサレム生まれの86歳。台北市立交響楽団の首席指揮者に就任したのは2018年で、昨年はベートーヴェンの交響曲第6番、第7番を初めてライブ録音、ストリーミングしている。
しかし、4月以降、新型コロナウイルス絡みでコンサートのキャンセルされたこと、台湾の検疫規則が厳格化されで在台期間が以前よりも延びることなどもあって退任を決めたという。
写真:Sinfónica de Galicia
台北発 〓 指揮者のエリアフ・インバルが台北市立響との契約を破棄、首席指揮者を退任
2022/06/23
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