ドイツ・ボンにある博物館ベートーヴェン・ハウス(Beethoven-Haus Bonn)が、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第13番の自筆譜を入手したと発表した。現在の理事長はヴァイオリニストのダニエル・ホープ。2025年6月から8月まで特別展示が行われる他、他の所蔵品同じようにデジタル・アーカイブに収められ、オンラインでアクセスできるようになるという。
発表によると、第4楽章に「Alla danza tedesca=ドイツ風の踊り」という本人のサイン入り。1920年代からチェコスロバキアのユダヤ人家族が所有していたが、1938年に祖国を離れる際、コレクションはナチス当局に没収された。戦後は政府が所有。2022年になって家族の子孫に返還され、子孫は2024年末にハウスに売却することに同意したという。
写真:Beethoven-Haus Bonn
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ボン発 〓 ベートーヴェン・ハウスが弦楽四重奏第13番の自筆譜を入手
2025/01/08
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