ドレスデン・シュターツカペレ(ザクセン州立歌劇場管弦楽団)が21日、オーケストラ理事会とザクセン州政府の文化・観光大臣に対し、次期首席指揮者としてダニエレ・ガッティ(Daniele Gatti)と交渉を開始するよう要請したと発表した。2012年からその任にあるクリスティアン・ティーレマンの後任で、任期は2024/2025シーズンから。
ガッティは現在、60歳。2018年8月、セクシャル・ハラスメントを報じられてオランダのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者を解任され、その後、ローマ歌劇場の音楽監督を経て、2021/2022シーズンからフィレンツェ歌劇場の音楽監督を務めている。
発表によれば、ガッティのオーケストラ・デビューは2000年2月で、当時の首席指揮者ジュゼッペ・シノーポリの招きで実現したという。次回は2022年7月にドレスデンでその指挥台に立つ予定。
写真:Staatskapelle Dresden
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ドレスデン発 〓 ドレスデン・シュターツカペレが次期首席指揮者にダニエレ・ガッティを選択
2022/06/22
【最終更新日】2024/04/17
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