指揮者のアンドリス・ネルソンス(Andris Nelsons)がこの1月、音楽監督を務めるボストン交響楽団と2週間という短期間でベートーヴェンの交響曲全曲演奏に取り組む。2024/2025シーズンは、ネルソンスにとって音楽監督就任10周年という節目の年。
ネルソンスはベートーヴェン生誕250年だった2020年、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮した交響曲全集をリリースしているが、ボストン響とのチクルスは初めて。
第1弾の演奏会は9日、10日、11日で、1番、2番、3番《英雄》を取り上げる。続いて、16日と17日に4番と第5番、18日と21日に6番《田園》と7番。最終の演奏会は23日、24日、25日で、8番と9番という流れ。
昨年11月にウィーン・フィルを率いてアジア・ツアーを行った後、ボストン響の演奏会の途中で体調不良を訴えて途中降板するなど健康不安も取り沙汰されたが、既に回復して意欲満々だとか。
写真:Boston Symphony Orchestra
ボストン発 〓 アンドリス・ネルソンスが1月、手兵のボストン響と2週間でベートーヴェン交響曲全曲演奏
2025/01/08
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