旧ソ連モスクワ生まれで、ロンドン交響楽団の首席奏者を務めたコントラバス奏者のリナト・イブラギモフ(Rinat Ibragimov)が2日に亡くなった。59歳だった。ヴァイオリニストのアリーナ・イブラギモヴァ(Alina Ibragimova)の父。
イブラギモフはモスクワ生まれで、音楽院卒業後にボリショイ劇場管弦楽団の首席奏者に就任。旧ソ連の崩壊後、ロンドンに居を移して1995年からロンドン交響楽団の首席奏者を務めた。
2014年に脳卒中で倒れて演奏の現場を離れ、オーケストラの桂冠首席指揮者となり、ギルドホール音楽演劇学校で後進の指導に当たっていた。
写真:London Symphony Orchestra
訃報 〓 リナト・イブラギモヴァ(59)ロシア出身のコントラバス奏者、ロンドン交響楽団の元首席
2020/09/03
【最終更新日】2023/02/06
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