ダニエル・バレンボイムが指揮した12日のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Berliner Philharmoniker )のコンサートで、ヴァイオリンのリサ・バティアシュヴィリ(Lisa Batiashvili)がコンサートマスターを務めた。予告なしの登板に、客席から熱い拍手を浴びたとか。
この日のコンサートは、ロシアのウクライナ侵略による犠牲者に捧げられたコンサートで、ヴェルディのレクイエムが演奏された。声楽陣は、ズザンネ・ベルンハルト、マリナ・プルデンスカヤ、マイケル・スパイレス、タレク・ナズミという顔ぶれ。
バティアシュヴィリはジョージア(かつてのグルジア)の首都トビリシに生まれの43歳。ジョージアは2008年、南オセチア州をめぐって、ロシアから軍事侵攻を受けた。バティアシュヴィリを起用することで、同じくロシアの侵略にさらされているウクライナへの連帯を表明した格好。
写真:Berliner Philharmoniker
ベルリン発 〓 リサ・バティアシュヴィリがベルリン・フィルのコンサートマスターに
2022/03/14
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