パリ発 〓 国立オペラ総裁の後任選びで面接!?

2019/03/11

パリ国立オペラ総裁の後任人事が動き出した。政府内に新たに設けられた専門委員会が9日と10日、11人の候補者に対する面接を行った。そこでの議論を踏まえ、エマニュエル・マクロン大統領が最終決定を行うという。2014年から総裁を務めてきたステファン・リスナー(Stéphane Lissner)は2021年に任期満了で退任することが決まっており、その後任となる。

選考委員会の新設はフランク・リステール文化大臣の発案。選考の透明性を高めるために設けられたという。選考委員会はオーケストラ界、ダンス界、芸術界の有識者によって構成され、委員長はマクロン大統領の側近で電力・ガス事業大手「エンジー=Engie」の社長を務めるジャン=ピエール・クラマデュ(Jean-Pierre Clamadieu)が務める。

候補に上がっているのは、以下の11人。外国人は5人で、2020年にウィーン国立歌劇場の総裁を退くドミニク・メイヤーをはじめ、大どころのオペラハウスを運営してきた大物が揃う。

 オリヴィエ・マンティ(Olivier Mantei)… オペラ・コミック座(パリ)総監督 
 クリストフ・グリスティ(Christophe Ghristi)… キャピトル劇場(トゥールーズ)芸術監督
 ローラン・ジョワイユ(Laurent Joyeux)… ディジョン歌劇場総監督
 マルク・ミンコフスキ(Marc Minkowski)… ボルドー歌劇場総監督
 ペーター・ドゥ・カルウェ(Peter de Caluwe)… モネ劇場(ブリュッセル)総監督
 ジャン=ルイ・グリンダ(Jean-Louis Grinda)… モンテカルロ歌劇場総監督
 ジャン=マリー・ブランシャール(Jean-Marie Blanchard)… ジュネーブ歌劇場前総裁
 ジョアン・マタボシュ(Joan Matabosch)… テアトロ・レアル(マドリード)総裁
 クリスティーナ・シェッペルマン(Christina Scheppelmann)… リセウ劇場(バルセロナ)芸術監督
 アレクサンダー・ ニーフ(Alexander Neef)… カナディアン・オペラ・カンパニー(トロント)総監督
 ドミニク・メイヤー(Dominique Meyer)… ウィーン国立歌劇場総裁


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