パリ発 〓 国立オペラ総裁の後任選びで面接!?

2019/03/11
【最終更新日】2025/04/27

パリ国立オペラ総裁の後任人事が動き出した。政府内に新たに設けられた専門委員会が9日と10日、11人の候補者に対する面接を行った。そこでの議論を踏まえ、エマニュエル・マクロン大統領が最終決定を行うという。2014年から総裁を務めてきたステファン・リスナー(Stéphane Lissner)は2021年に任期満了で退任することが決まっており、その後任となる。

選考委員会の新設はフランク・リステール文化大臣の発案。選考の透明性を高めるために設けられたという。選考委員会はオーケストラ界、ダンス界、芸術界の有識者によって構成され、委員長はマクロン大統領の側近で電力・ガス事業大手「エンジー=Engie」の社長を務めるジャン=ピエール・クラマデュ(Jean-Pierre Clamadieu)が務める。

候補に上がっているのは、以下の11人。外国人は5人で、2020年にウィーン国立歌劇場の総裁を退くドミニク・メイヤーをはじめ、大どころのオペラハウスを運営してきた大物が揃う。

 オリヴィエ・マンティ(Olivier Mantei)… オペラ・コミック座(パリ)総監督 
 クリストフ・グリスティ(Christophe Ghristi)… キャピトル劇場(トゥールーズ)芸術監督
 ローラン・ジョワイユ(Laurent Joyeux)… ディジョン歌劇場総監督
 マルク・ミンコフスキ(Marc Minkowski)… ボルドー歌劇場総監督
 ペーター・ドゥ・カルウェ(Peter de Caluwe)… モネ劇場(ブリュッセル)総監督
 ジャン=ルイ・グリンダ(Jean-Louis Grinda)… モンテカルロ歌劇場総監督
 ジャン=マリー・ブランシャール(Jean-Marie Blanchard)… ジュネーブ歌劇場前総裁
 ジョアン・マタボシュ(Joan Matabosch)… テアトロ・レアル(マドリード)総裁
 クリスティーナ・シェッペルマン(Christina Scheppelmann)… リセウ劇場(バルセロナ)芸術監督
 アレクサンダー・ ニーフ(Alexander Neef)… カナディアン・オペラ・カンパニー(トロント)総監督
 ドミニク・メイヤー(Dominique Meyer)… ウィーン国立歌劇場総裁


関連記事

  1. ウィーン発 〓 ウィーン・フィルが2022年の「ニューイヤー・コンサート」プログラムを発表

  2. フィレンツェ発 〓 フィレンツェ歌劇場が新制作の《リゴレット》をライブ・ストリーミング、ヌッチ、カマレナ出演

  3. ニュルンベルク発 〓 ニュルンベルク響の次期首席指揮者にジョナサン・ダーリントン

  4. ミュンヘン発 〓 ミュンヘン・フィルのウクライナ支援のチャリティー・コンサートに4,000万円超の善意

  5. ウィーン発 〓 指揮者のベルトラン・ド・ビリーが国立歌劇場の名誉会員に

  6. ロンドン発 〓 英国のクラシック音楽雑誌「グラモフォン」が年度賞を発表

  7. アウグスブルク発 〓 ソプラノのサリー・ドゥ・ラントにバイエルン州から宮廷歌手の称号

  8. ナポリ発 〓 サン・カルロ劇場が次期音楽監督にダン・エッティンガー

  9. 上海発 〓 第3回「上海アイザック・スターン国際ヴァイオリン・コンクール」がセミ・ファイナリスト13人を発表

  10. デュッセルドルフ発 〓 作曲家メンデルスゾーンの銅像の修復工事終了

  11. 東京発 〓 新国立劇場が2024/2025シーズンの公演ラインアップを発表

  12. ベルリン発 〓 ウクライナのオデッサ・フィルがベルリン音楽祭に出演

  13. アケルスベルガ発 〓 ついに論争に終止符!?、「BIS」レーベルが“フルヴェンのバイロイトの第九”の完全録音をリリース

  14. 台北発 〓 インバルが台北市立響と契約更改、2025年まで任期を延長

  15. エーテボリ発 〓 エーテボリ交響楽団が首席客演指揮者にバーバラ・ハンニガン

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。