ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Berliner Philharmoniker)が行ったヴィオラの首席奏者のオーディションで、中国出身の梅第揚(Mei Diyang=メイ・ディヤン)の採用が決まった。梅は現在、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者を務めている。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に中国人が入団するのは史上初。
梅は1994年、湖南省長沙生まれの27歳。両親がともに建築技術者の家庭で育ち、5歳でヴァイオリンを始め、附属小学校から北京の中央音楽学院で学んだ後、ミュンヘン音楽演劇大学に留学。2018年のミュンヘン国際音楽コンクールのヴィオラ部門で優勝、その後、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団に首席奏者として入団した。
写真:Yu Art Foundation
ベルリン発 〓 ベルリン・フィルに初の中国人メンバー、ヴィオラの首席奏者に梅第揚
2022/02/17
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