バイエルン州立オペラ(Bayerische Staatsoper)が2月28日に初日を迎える予定だった新制作の《ピーター・グライムズ》の上演延期を発表した。新型コロナによる「技術部門と芸術部門のスタッフ不足」という。最初の2公演がキャンセルされ、初日が3月6日にずれ込む。
新しい初日6日の公演は現地時間午後7時(日本時間4日午前3時)から、州立オペラのホームページでライブ配信される予定。ドイツ政府は「オミクロン株のピークを迎えた」として、新型コロナ対策の緩和を進めており、その多くを3月20日をもって終了させることを明らかにしたばかり。
新制作の《ピーター・グライムズ》はシュテファン・ヘアハイムが新演出を手掛けたもので、指揮はエドワード・ガードナー。グライムスにスチュアート・スケルトン、エレン役にレイチェル・ウィリス=ソレンセン、バルストロード船長役にイアン・パターソンが起用されている。
写真:Bayerische Staatsoper
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ミュンヘン発 〓 バイエルン州立オペラの新制作《ピーター・グライムズ》、新型コロナで初日を3月6日に延期
2022/02/18
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