ライプツィヒ発 〓 市立オペラが新制作の《ローエングリン》でカタリーナ・ワーグナーの新演出を断念、コロナ禍でリセウ劇場との共同制作進まず

2022/02/10
【最終更新日】2022/07/20

ライプツィヒ市立オペラ(Oper Leipzig)が新制作の《ローエングリン》でスペイン・バルセロナのリセウ劇場との共同制作を断念、演出が作曲家のひ孫であるカタリナ・ワーグナーから劇場の演出スタッフであるパトリック・ビアディに交代すると発表した。

ライプツィヒの《ローエングリン》は本来、リセウ劇場で昨年上演されてからライプツィヒに持ち込まれる予定だったが、コロナ禍でリセウ劇場での上演自体が2025年に延期された。後倒しになったことで作業が遅れ、ライプツィヒの初日である2022年3月26日までに間に合わなくなったという。

ライプツィヒ市立オペラでは2021/2022シーズン末、ワーグナーのオペラ作品13作を集中上演する3週間のフェスティバル「ワーグナー22」を予定している。支配人兼音楽監督のウルフ・シルマーの最後のシーズンを飾る一大イベントで、その一翼を担う《ローエングリン》の新制作を遅らせるわけにはいかない事情が背景にある。

3月の公演はタイトル・ロールのローエングリンにクラウス・フロリアン・ヴォクトとマーティン・ミューレ、エルザ役にギャル・ジェームスとガブリエラ・シェラーを起用。指揮はクリストフ・ゲッショルトで、ゲヴァントハウス管弦楽団がピットに入る。

写真:Bayreuther Festspiele / Nicolas Armer


関連記事

  1. ダラス発 〓 ダラス響が音楽監督のファビオ・ルイージとの契約を延長

  2. トロント発 〓 カナディアン・オペラ・カンパニーが2024/2025シーズンの公演ラインナップを発表

  3. ナバラ発 〓 ナバラ響が首席指揮者のペリー・ソーとの契約を延長

  4. サンクト・ペテルブルク発 〓 ゲルギエフが本拠地マリインスキー劇場に復帰、続いてモスクワで《ニーベルングの指環》

  5. ロンドン発 〓 指揮者のウラディーミル・ユロフスキが大英帝国勲章ナイト・コマンダー章を受章

  6. ハンブルク発 〓 「ドイツ・グラモフォン」がブルース・リューと独占録音契約

  7. フィラデルフィア発 〓 シカゴ響の首席トランペットがフィラデルフィア管に電撃移籍

  8. モスクワ発 〓 モスクワ国立アカデミー響の芸術監督に29歳のイヴァン・ニキフォルチン、パヴェル・コーガンの後任

  9. 訃報 〓 アンドレ・プレヴィン(89)米国の指揮者・作曲家・ピアニスト

  10. モンテカルロ発 〓 モンテカルロ歌劇場が《マノン・レスコー》の公演で、マリア・アグレスタの代役にアンナ・ネトレプコを起用

  11. シカゴ発 〓 「ショルティ指揮者アワード2018」にロデリック・コックスに

  12. ニューヨーク発 〓 ニューヨーク・フィルの活動再開は2021年1月

  13. ルツェルン発 〓 夏の音楽祭の中止決まる

  14. テルアビブ発 〓 若手歌手のための「オペラリア 2020」が中止を発表

  15. トゥールーズ発 〓 キャピトル管弦楽団が音楽監督のタルモ・ペルトコスキの休職を発表、病気療養のため数週間

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。