アンジェラ・ゲオルギュー(Angela Gheorghiu)が2022/2023シーズンにニューヨーク・メトロポリタン歌劇場への復帰を明らかにした。英国の日刊紙「テレグラフ」のインタビューで応えたもの。2015年に《トスカ》に出演して以来の出演で、やはり《トスカ》のタイトル・ロールを歌うという。
ゲオルギューは1965年、ルーマニアのアジュート生まれの56歳。メトロポリタン歌劇場には1992年、プッチーニ《ラ・ボエーム》のミミを歌ってデビュー。1996年には《ラ・ボエーム》の公演中、共演していたテノール歌手のロベルト・アラーニャと舞台裏で当時のジュリアー二市長の立ち会いで結婚した。再婚同士だった二人は2013年に離婚しているが。
インタビューでは今後、演出を手掛ける予定があること、バロック・アルバムの録音を考えていることを明らかにしている。新たに取り組む作品については、ジョルダーノ《フェドーラ》、ザンドナーイの《フランチェスカ・ダ・リミニ》などがあるという。
写真:Angela Gheorghiu.com
ロンドン発 〓 アンジェラ・ゲオルギューが《トスカ》でメトロポリタン歌劇場に復帰
2022/02/10
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