アトランタ発 〓 ナタリー・シュトゥッツマンがアトランタ響の音楽監督に

2021/10/14

アトランタ交響楽団(Atlanta Symphony Orchestra)が次期音楽監督にナタリー・シュトゥッツマン(Nathalie Stutzmann)を迎えると発表した。2000年からその任にあるロバート・スパーノの後任で、任期は2022/2023シーズンから4年。

シュトゥッツマンはフランス・シュレンヌ生まれの56歳。2018年からノルウェーのクリスチャンサン交響楽団の首席指揮者を務めている。また、2017年からアイルランドのRTÉ国立交響楽団の、2021年からフィラデルフィア管弦楽団の首席客演指揮者も兼任している。

女性指揮者が米国の大どころのオーケストラの音楽監督を務めるのは、ボルティモア交響楽団の音楽監督を最近辞任したマリン・オールソップに続いて二人目となる。

写真:Atlanta Symphony Orchestra / Stephanie Slama


    もっと詳しく ▷


関連記事

  1. バルセロナ発 〓 アラーニャ、クルザク夫妻がリセウ大劇場の《トスカ》から撤退、理由は「卑猥な演出」

  2. ローマ発 〓 アントニオ・パッパーノがサンタ・チェチーリア国立アカデミー管の首席指揮者を退任

  3. 訃報 〓 ルーゼン・グネス(80)トルコ出身のヴィオラ奏者

  4. 東京発 〓 指揮者のブロムシュテットがN響定期演奏会を体調不良でキャンセル

  5. ブレーメン発 〓 市立劇場の次期音楽総監督にシュテファン・クリンゲレ

  6. ブリュッセル発 〓 名ホール、パレ・デ・ボザールで火災

  7. ザルツブルグ発 〓 モーツァルト週間が2024年の公演ラインナップを発表、テーマは「モーツァルトとサリエリ」

  8. ミラノ発 〓 スカラ座が2021/2022シーズンの公演ラインナップを発表

  9. ロンドン発 〓 英国政府が文化予算に大なた、イングリッシュ・ナショナル・オペラは年度予算の配分が打ち切られ、活動継続の危機に

  10. オルデンブルク発 〓 州立劇場が音楽総監督ヘンドリク・ヴェストマンの退任発表、任期満了の2024/2025シーズンをもって

  11. ウィーン発 〓 国立歌劇場で陽性反応、新制作の《パルジファル》の上演を延期

  12. ベルリン発 〓 ベルリン・フィル恒例の「ヨーロッパ・コンサート」、今年は本拠地フィルハーモニーのホワイエで

  13. ミラノ発 〓 クリスティアン・ティーレマンが代役で久々にスカラ・フィルの指揮台に

  14. ニューヨーク発 〓 新たに11人の女性がドミンゴのセクハラを証言

  15. ベルゲン発 〓 指揮者のエドワード・ガードナーがベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団との契約を延長

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。