8日に85歳の誕生日を迎えるフルート界の大御所ジェームズ・ゴールウェイ(James Galway)が愛用してきた純金製のフルート3本を売却することになった。1990年代半ばから2000年代にかけて使われた9K、14K、18Kで作られた3本。D#キーと頭部管のクラウンにはダイヤモンドの象嵌が取り付けられている。
価格は5万1,000ポンド(約980万円)から12万ポンド(約2,307万円)で、ロンドンの「ジャストフルート」が販売する。最高経営責任者は「ジェームズ・ゴールウェイ卿は、私を含め何千人もの人々にフルートを演奏するきっかけを与えてくれました。その遺産がこれからも人々を鼓舞し続けることができるよう、新たな持ち主を見つけるお手伝いができることを嬉しく思います」。
ゴールウェイはベルファスト出身のアイルランド系英国人。ロンドン交響楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者を経て、1969年から1975年までベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者を務めた後、ソリストとして華々しいキャリアを築いてきた。70を超えるアルバムを録音、2001年には音楽への貢献によりナイトの爵位を授与されている。
写真:Justflutes
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ロンドン発 〓 フルート界の大御所ジェームズ・ゴールウェイが純金のフルート3本を売却
2024/12/06
【最終更新日】2024/12/08
- フルート, ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団, ロンドン交響楽団, ジェームズ・ゴールウェイ, ベルファスト, アイルランド, ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団, ナイト
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