ドイツ・リューベック市立劇場が音楽総監督(GMD)を務めるシュテファン・ヴラダー(Stefan Vladar)との契約を延長した。ヴラダーは2019/2020シーズンからその任にあり、契約更改で任期は2026/2027シーズン終了まで延びる。
ヴラダーはウィーン生まれの56歳。6歳からピアノを始め、ウィーン国立音楽演劇大学に進み、18歳でウィーン楽友協会にデビューした。1985年にウィーンで行われた第7回「ベートーヴェン国際ピアノコンクール」で、オーストリア人として初めて優勝。1999年に母校の教授を務める一方、指揮者としての活動も本格化させ、2008年から2018年まではウィーン室内管弦楽団の首席指揮者も務めている。
リューベックはバルト海に面し、中世からハンザ同盟の都市として繁栄した古都。劇場の音楽総監督はリューベック市の音楽総監督も兼務しており、かつてはヘルマン・アーベントロート、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、クリストフ・フォン・ドホナーニがその任にあった。2013年から2017年までは沼尻竜典が務めていた。
写真:Ben Marden
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リューベック発 〓 市立劇場が音楽総監督シュテファン・ヴラダーとの契約を延長
2021/10/01
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