米国のダラス交響楽団(Dallas Symphony Orchestra)が2020/2021シーズンから音楽監督を務めるファビオ・ルイージと意欲的な試みに挑戦する。2023/2024シーズンからワーグナーの楽劇《ニーベルングの指環》全4部作を演奏会形式で上演すると発表した。
発表によると、2024年5月に《ラインの黄金》と《ワルキューレ》、10月に《ジークフリート》と《神々の黄昏》が上演され、10月13日からの週に通し上演が行われる。米国のオーケストラが1週間の間に通し上演を行うのは全米初の試みになるという。
ルイージはそれぞれの作品をメトロポリタン歌劇場、チューリッヒ歌劇場、ザクセン州立歌劇場などで指揮しており、公演にはヴォータンにマーク・デラヴァン、ブリュンヒルデにリーゼ・リンドストローム、ジークリンデにサラ・ヤクビアク、ジークムントにクリストファー・ヴェントリスが起用される。
写真:Dallas Symphony Orchestra
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ダラス発 〓 ダラス交響楽団が演奏会形式による“リング・チクルス”、オーケストラによる通し上演は全米初
2022/05/12
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