ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団(Konzerthausorchester Berlin)が次期首席指揮者にドイツの若手指揮者ヨアナ・マルヴィッツ(Joana Mallwitz)を迎えると発表した。2019年からその任にあるクリストフ・エッシェンバッハの後任で、任期は2023/2024シーズンから5年。
マルヴィッツはこの秋に第一子の出産を控えており、8月にニュルンベルグ州立劇場の音楽総監督(GMD)を任期満了の2022/2023シーズン終了をもって退任することを発表していた。一方、エッシェンバッハは7月にオーケストラとの契約を更改、2022/2023シーズン終了まで任期を延ばしたところ。
マルヴィッツはヒルデスハイム生まれの35歳。2018/2019シーズンからニュルンベルク州立劇場初の女性GMDを務め、2019年にはドイツのオペラ雑誌「オペルンヴェルト」の「今年の指揮者」に選ばれた俊英。昨年、今年と、ザルツブルク音楽祭でモーツァルト《コジ・ファン・トゥッテ》の指揮も任されている。
写真:Nikolaj Lund
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ベルリン発 〓 ヨアナ・マルヴィッツがベルリン・コンツェルトハウス管の次期首席指揮者に
2021/08/31
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