ドイツのハーゲン市立歌劇場(Theater Hagen)が新しい音楽総監督にヘルメス・ヘルフリヒト(Hermes Helfricht)を迎えると発表した。2017/2018シーズンからその任にあるヨゼフ・トラフトンの後任。
ヘルフリヒトはドレスデン近郊のラーデボイル生まれの32歳。少年時代はドレスデンの聖十字架教会合唱団のメンバーとして活動。長じてベルリン芸術大学でオーケストラの指揮を学に、往年のテノール歌手ペーター・シュライヤーにその才能を認められ、リートの伴奏者としても活躍した。
その後、トゥガン・ソヒエフに招かれてベルリン・ドイツ交響楽団のアシスタント指揮者に就任。また、2018/2019シーズンから、ボン市立歌劇場の第1指揮者を務めてきた。ハーゲンはドイツ西部、ルール地方の町。
写真:Ovidiu Matiu
ハーゲン発 〓 市立歌劇場の音楽総監督にヘルメス・ヘルフリヒト
2024/07/01
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