指揮者のダニエル・バレンボイム(Daniel Barenboim)の現場復帰が明らかになった。19日に劇場脇のベーベル広場で行われる野外コンサート「みんなのための州立オペラ」で指揮台に復帰するという。
バレンボイムは脊椎手術のため2月6日から演奏活動を休止。3月6日にロシアのウクライナ侵略を受けたベルリン州立歌劇場管弦楽団の「平和のためのコンサート」で現場復帰したが、その直後から再び休養。4月13日にベルリン州立歌劇場管弦楽団のコンサートを指揮したが、これも前半で降板。その後はすべての出演をキャンセルしていた。
本人は「幸いなことに、私の健康状態がそれを可能にしたのです。シューマンとチャイコフスキーの音楽で、気ままな夏のひとときを過ごせますように…」というコメントをだしている。バレンボイムは11月で80歳。
「みんなのための州立オペラ」は「国際ピクニック・デー」の18日にも行われ、劇場から新制作のプッチーニ《トゥーランドット》の公演が中継放送される。公演はフィリップ・シュテルツルが新演出を手掛け、指揮はズービン・メータ。
写真:Staatsoper Unter den Linden
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ベルリン発 〓 バレンボイムが19日に現場復帰
2022/06/16
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