リエージュ発 〓 ベルギーのワロン王立オペラが2021/2022シーズンの公演ラインナップを発表

2021/06/22

ベルギーのワロン王立オペラ(Opéra Royal de Wallonie-Liège)が2021/2022シーズンの公演ラインナップを発表した。ワロン王立オペラはフランス語圏のリエージュの王立劇場を拠点とするオペラ・カンパニーで、2017/2018シーズンからスペランツァ・スカップッチが音楽監督を務めている。

9月16 – 10月1日
ヴェルディ《運命の力》= 新制作
[出演]マルセロ・アルバレス / マリア・ホセ・シーリ / シモーネ・ピアッツォーラ / ミケーレ・ペルトゥージ / エンリコ・マラベッリ / ニーノ・スルグラーゼ
[指揮]パオロ・アッリヴァベーニ
[演出]ジャンニ・サントゥッチ

10月22 – 30日
チャイコフスキー《エフゲニー・オネーギン》= 新制作
[出演]ルザン・マンタシャン / アレクセイ・ドルゴフ / イルダル・アブドラザコフ / ヴァシリー・ラデュク
[指揮]スペランツァ・スカップッチ
[演出]Éric Vigié

11月19 – 30日
ドニゼッティ《ランメルモールのルチア》
[出演]ズザンナ・マルコヴァ / ジュリアン・ベーア / リオネル・ローテ / ルーカ・ダッラミーコ
[指揮]スペランツァ・スカップッチ
[演出]ステファノ・マッツォニス・ディ・プララフェラ

12月19 – 31日
ロッシーニ《オテロ、あるいはヴェネツィアのムーア人》= 新制作
[出演]サロメ・ジーチャ / マクシム・メルニーク / マキシム・ミロノフ / ピエール・デルエ / ジュリー・ベイリー / ルーカ・ダッラミーコ / セルゲイ・ ロマノフスキー
[指揮]ジャンルイジ・ジェルメッティ
[演出]エミリオ・サージ

2022年1月26 – 2月6日
ジョルダーノ《マリアの月》&プッチーニ《修道女アンジェリカ》= 新制作
[出演]セレーナ・ファルノッキア / ヴィオレッタ・ウルマーナ / サラ・ローラン / オロール・ビュホー / ジュリー・ベイリー / モルガーヌ・ハイゼ / ナターシャ・コワルスキー /  パトリック・デルクール
[指揮]オクサーナ・リーニフ
[演出]ララ・サンソン

3月3 – 13日
ヴェルディ《リゴレット》= 新制作
[出演]Maria Mudryak / フランチェスコ・デムーロ / カルロス・アルバレス / ルベン・アモレッティ / サラ・ローラン
[指揮]ダニエル・オーレン
[演出]ジョン・タトゥーロ

4月1日 – 9日
トマ《ミニョン》= 新制作
[出演]ステファニー・ドゥストラック / フィリップ・タルボ / ジョディー・デヴォス / ジャン・テジャン / Geoffrey Degives / ジェレミー・デュファ / ロジャー・ヨアキム
[指揮]フレデリック・シャスラン
[演出]ヴァンサン・ブサール

5月13 – 21日
モーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》
[出演]マリア・グラツィア・スキアーヴォ / ホセ・マリア・ロー・モナコ / ローラン・クブラ / ダヴィデ・ルチアーノ / マキシム・ミロノフ / サラ・デフリース / ピエール・ドワイエン
[指揮]クリストフ・ルセ / アイルトン・デシンペライア
[演出]ジャコ・ヴァン・ドルマル

6月17 – 25日
ヴェルディ《シモン・ボッカネグラ》= 新制作
[出演]フェデリカ・ロンバルディ / リッカルド・ザネッラート / マルク・ ラホ  / リオネル・ローテ /  ロジャー・ヨアキム / ジョルジュ・ペテアン
[指揮]スペランツァ・スカップッチ
[演出]ローレンス・デール

写真:Opéra Royal de Wallonie-Liège / Van der Valk Hotel Liège


    もっと詳しく ▷


関連記事

  1. ベルリン発 〓 州立オペラの次期インテンダントにオーストリアの女流演出家エリザベート・ソボトカ

  2. ウィーン発 〓 ウィーン・フィルによる恒例のクリスマス・コンサート中止へ

  3. シアトル発 〓 トマス・ダウスゴーがシアトル響の音楽監督を突然辞任

  4. ウィーン発 〓 話題の《ピーター・グライムズ》で国立歌劇場合唱団に19人の陽性反応、あわや上演中止の危機に

  5. モスクワ発 〓 ロシアのメディア、ゲルギエフがボリショイ劇場の総監督も兼務と報道

  6. コンスタンツ発 〓 南西ドイツ・フィルハーモニー管が新しい“シェフ”探し

  7. ヒューストン発 〓 ヒューストン響が音楽監督のユライ・ヴァルチュハとの契約を延長

  8. シュトゥットガルト発 〓 コルネリウス・マイスターが音楽総監督を務めるシュトゥットガルト州立劇場との契約を延長

  9. ミュンヘン発 〓 アレックス・エスポージトに「宮廷歌手」の称号

  10. バンベルグ発 〓 ヤクブ・フルシャがバンベルグ響との契約を延長

  11. ハンブルク発 〓 ドホナーニにハンブルク市から「ブラームス・メダル」

  12. ローマ発 〓 カウフマンが新たに《オテロ》を録音

  13. モスクワ発 〓 ボリショイ劇場の新シーズンは9月開幕、ネトレプコ出演の《ドン・カルロ》で

  14. ロンドン発 〓 「グラモフォン賞」に新設された「オーケストラ・オブ・ザ・イヤー」にシアトル交響楽団

  15. ウィーン発 〓 国立歌劇場、12月13日に《ドン・カルロ》で再開場

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。