イスラエルのエルサレム交響楽団(Jerusalem Symphony Orchestra)が次期首席指揮者にウィーンを拠点に活動するヴァイオリニストで指揮者のジュリアン・ラクリン(Julian Rachlin)を迎えると発表した。2019/2020シーズンからその任にあるスティーブン・スローンの後任で、任期はこの10月から3年間。
ラクリンは1974年、リトアニアの首都ヴィリニュス生まれの47歳。ヴァイオリニストとして国際的な活躍を続けながら、指揮者としての活動にも本格的に取り組み、現在は英国のロイヤル・ノーザン・シンフォニア、フィンランドのトゥルク・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者を務めている。
また、2021年からオーストリア・アイゼンシュタットの「秋の金音楽祭」の芸術監督を務め、2023/2024シーズンからはノルウェーのクリスチャンサン交響楽団の首席指揮者に就任することが決まっている。
写真:Opéra Nice Côte d’Azur
エルサレム発 〓 ジュリアン・ラクリンがエルサレム響の次期首席指揮者に
2023/01/26
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