ドイツのチェロ奏者でベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者を長く務めたオトマール・ボルヴィツキー(Ottomar Borwitzky)が3月29日に亡くなった。90歳だった。1956年から1993年まで首席チェロ奏者を務めた。
ハンブルク生まれで、ハンブルク放送管弦楽団の首席奏者を振り出しにハノーバー州立歌劇場を経て、ヘルベルト・フォン・カラヤンが終身常任指揮者に就任した後、首席奏者に迎えられた。
また、チェロ・アンサンブル「ベルリンフィル12人のチェリストたち」の創設メンバーの一人。1979年からはオーケストラ併設の「カラヤン・アカデミー」で後進の指導に当たった。
写真:Die 12 Cellisten der Berliner Philharmoniker
訃報 〓 オトマール・ボルヴィツキー(90)ドイツのチェロ奏者、ベルリン・フィルの元首席奏者
2021/03/31
【最終更新日】2023/02/06
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