英国のロイヤル・オペラ・ハウス(Royal Opera House)が音楽監督を務める指揮者のアントニオ・パッパーノ(Antonio Pappano)との契約を延長したと発表した。その中で、パッパーノとの契約が2023/2024シーズンが最後になると説明、その理由がロンドン交響楽団の首席指揮者指定者になるためとしており、パッパーノの去就が明らかになった格好。
ロンドン交響楽団は、首席指揮者のサイモン・ラトル(Simon Rattle)が2022/2023シーズンを最後に退任、2023/2024からドイツ・ミュンヘンのバイエルン放送交響楽団の首席指揮者に就任することが決まっており、首席指揮者のポストが空席になる。パッパーノは両親がイタリア系の61歳。ロイヤル・オペラ・ハウスの音楽監督は2002/2003シーズンから務めている。
写真:Royal Opera House
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ロンドン発 〓 アントニオ・パッパーノ、ロンドン交響楽団の首席指揮者へ
2021/03/31
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