指揮者のジャナンドレア・ノセダが音楽監督を務めるナショナル交響楽団(National Symphony Orchestra)との契約を延長した。ノセダは2017年からその任にあり、今回の契約更改で、任期は2027年まで延びる。ナショナル交響楽団は1931年、国事行為や公的な祝祭日のために演奏するためのオーケストラとして設立された団体。本拠地はケネディ・センター。
ノセダは1964年、イタリア・ミラノ生まれの58歳。1996年にワレリー・ゲルギエフの抜擢でロシアのマリインスキー劇場管弦楽団のヨーロッパ・ツアーなどを指揮。翌1997年からオーケストラの首席客演指揮者に迎えられたことが大きな転機となり、国際舞台への飛躍に繋がった。ヨーロッパでは現在、2021/2022シーズンからチューリッヒ歌劇場の音楽総監督を務めている。
写真:National Symphony Orchestra
ワシントン発 〓 ジャナンドレア・ノセダがナショナル交響楽団との契約を延長
2022/06/04
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