ドイツの指揮者ゲオルク・シュメーエ(Georg Schmöhe)が3日、ドイツ南部ミッテンヴァルトで亡くなった。81歳だった。ドイツ語圏の歌劇場、オーケストラを中心に活躍する一方、1980年から1983年にかけてベネズエラのカラカスにあるベネズエラ交響楽団の首席指揮者を務めている。
ドイツ西部に位置するグーマスバッハの生まれで、セルジュ・チェリビダッケ、フランコ・フェラーラたちから指揮を学び、1974年にドイツのビーレフェルト劇場の音楽総監督に就任して最初の常任ポストを獲得。併せて、ドイツ内外のオーケストラ、歌劇場に客演を重ねた。
その後、ニュルンベルク交響楽団の音楽監督(1989-1992)、カッセル州立劇場の音楽総監督、オーストリア・インスブルックのチロル州立劇場の音楽総監督を歴任。2007年から2013年までミュンヘン交響楽団の首席指揮者を務めた。
写真:Munich Symphony Orchestra
訃報 〓 ゲオルク・シュメーエ(81)ドイツの指揮者
2021/01/13
【最終更新日】2023/02/06
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