指揮者のクリスティアン・ティーレマン(Christian Thielemann)がインタビューの中で、復活祭時期にドレスデンに新たな音楽祭の創設を模索していることを明らかにした。ドイツのニュース・ポータル・サイト「TAG24」のインタビューの中で明らかにしたもの。首席指揮者を務めるシュターツカペレ・ドレスデン(ザクセン州立歌劇場管弦楽団)が核となる新しい音楽祭を、2023年から起ち上げたいという。
ティーレマンは2012年から、シュターツカペレ・ドレスデンを引き連れてザルツブルグ復活祭音楽祭に出演、音楽祭を支えてきた。しかし、2022年から音楽祭の総監督に就任するニコラウス・バッハラー(Nikolaus Bachler)と運営を巡って対立。両者の契約は2022年で切れるため、音楽祭は2023年から毎年違う指揮者とオーケストラに出演してもらうスタイルへの変更を決めている。
写真:Staatskapelle Dresden
ドレスデン発 〓 ティーレマンが復活祭時期に新しい音楽祭 !?
2020/01/13
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