ロシアの指揮者ダニエル・ライスキン(Daniel Raiskin)がスロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団(Slovak Philharmonic Orchestra)の首席指揮者に就任することになった。任期は2020/21シーズンから3年間。2017/2018シーズンから首席指揮者を務めてきたジェームズ・ジャッドの後任。
ライスキンはサンクト・ペテルブルク生まれの49歳。ヴァイオリン、ヴィオラと指揮を学んだ後、20歳の時に旧ソ連を離れ、アムステルダムとフライブルクで研鑽を積み、ヴィオラ奏者として活動。その後、指揮者に転身し、マリス・ヤンソンス、ネーメ・ヤルヴィ、ヨルマ・パヌラたちの指導を受けた。
その後、ドイツのコブレンツを本拠地とするライン・フィルハーモニー州立管弦楽团の首席指揮者(2005-2016)、カナダのウィニペグ交響楽団の音楽監督(2018-)などを歴任。そのかたわら、ベオグラード・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者などを務めている。
写真:danielraiskin.com / Marco Borggreve
ブラティスラヴァ発 〓 スロヴァキア・フィルの次期首席指揮者にダニエル・ライスキン
2019/11/19
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