ブラジルのピアニスト、ネルソン・フレイレ(Nelson Freire)が右の上腕骨を骨折し、演奏活動をしばらく休むことになった。ブラジルでの報道などによると、フレイレが骨折したのは30日。リオデジャネイロの西の郊外にあるバーハ・ダ・チジュッカ(Barra da Tijuca)地区を散歩中に石に躓いて転倒し、肩と肘をつなぐ腕の骨である上腕骨を骨折した。
フレイレはブラジルのボア・エスペランサ生まれの75歳。31日に手術を受けた後、骨が繋がるまでに少なくとも2ヶ月は必要で、演奏再開には半年から1年近くかかる見込みという。5日から始まるブラジル・ツアーをはじめ、取り敢えず年内いっぱいのキャンセルを発表した。
写真:Decca Records / Gregory Favre
リオデジャネイロ発 〓 ネルソン・フレイレが腕を骨折、年内の公演をキャンセル
2019/11/01
- コメント: 0
この記事へのコメントはありません。