サンフランシスコ・オペラの次期音楽監督が韓国の指揮者キム・ウンソン(EunSun Kim)に決まった。任期は2021/2022シーズンからで、任期は5年。音楽監督のポストはニコラ・ルイソッティ(Nicola Luisotti)が2018年に辞任した後、空席になっている。キムは今年6月、《ルサルカ》を指揮してサンフランシスコ・オペラにデビューしたばかり。
キムはソウル生まれの39歳。延世大学で作曲を学んだ後、シュトゥットガルト音楽演劇大学で指揮を学んだ。2008年にヘスス・ロペス=コボス国際指揮者コンクールで優勝。2008年から3年間、マドリードのテアトロ・レアルでロペス=コボスのアシスタントを務めた。2012年にフランクフルト歌劇場で《ラ・ボエーム》を指揮してプロ・デビュー。その後、ダニエル・バレンボイム、キリル・ペトレンコの下で研鑽を積んだ。
写真:lewin-management.com
サンフランシスコ発 〓 サンフランシスコ・オペラの次期音楽監督にキム・ウンソン
2019/12/06
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