シカゴ発 〓 ムーティーがシカゴ響の音楽監督退任を示唆

2019/11/13

指揮者のリッカルド・ムーティ(Riccardo Muti)が任期が切れた時点でシカゴ交響楽団(Chicago Symphony Orchestra)の音楽監督を退任する意向であることを明らかにした。ムーティーの契約は2020/2021シーズンで切れる。発言が飛び出したのは9日で、コンサート後に行われた首席ホルン奏者を退任したダニエル・ギングリッチ(Daniel Gingrich)に「終身名誉首席ホルン」の称号を贈るセレモニーの席。

ギングリッチは1969年から1972年までワシントンのナショナル交響楽団に在籍した後、1975年にシカゴ交響楽団に入団した。2013年から2019年までムーティーの指名で首席ホルン奏者を務めた。関係者によれば、お祝いのスピーチの中でムーティは、「私が2年後に消える前にあなたに(ギングリッチに)感謝したかった」と述べて退任する意向であることを示唆したという。

写真:Chicago Symphony Orchestra / Elliot Mandel

関連記事

  1. ロサンゼルス発 〓 大規模火災でシェーンベルクの出版社が焼失

  2. 訃報 〓 ロバート・ヘイル(90)米国のバス・バリトン歌手

  3. シカゴ発 〓 ムーティがシカゴ響の指揮をキャンセル、また新型コロナの陽性反応。代役にリナ・ゴンサレス・グラナドス

  4. ボストン発 〓 ネルソンズがボストン響、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管との契約を延長

  5. ニューヨーク発 〓 メトロポリタン歌劇場が2023/2024シーズンの公演ラインナップを発表

  6. サンフランシスコ発 〓 サンフランシスコ・バレエ団の芸術監督にタマラ・ロホ

  7. ニューヨーク発 〓 ブロムシュテットがニューヨーク・フィルの指揮をキャンセル、そのコンサートでヴァイオリンのヒラリー・ハーンが現場復帰

  8. ジャクソン発 〓 グランドティトン音楽祭が音楽監督のドナルド・ラニクルズとの契約を延長

  9. ニューヨーク発 〓 メトロポリタン歌劇場が新しい“リング”、演出にユヴァル・シャロンを起用

  10. ニューヨーク発 〓 カーネギーホールがゲルギエフに“追加制裁”、5月のマリインスキー管との公演もキャンセル

  11. ニューヨーク発 〓 ヴァイオリンのヒラリー・ハーンが年内の出演をすべてキャンセル、復帰時期は未定

  12. フィラデルフィア発 〓 フィラデルフィア管弦楽団が2022/2023シーズンの公演ラインナップを発表、トゥガン・ソヒエフも客演

  13. ロンドン発 〓 ロイヤル・オペラがグリゴーロに“黒判定”、メトロポリタン歌劇場も

  14. サンフランシスコ発 〓 サンフランシスコ・オペラが2020/2021シーズンの公演ラインナップを発表

  15. ラスベガス発 〓 ラスベガス・フィルが芸術顧問に大御所レナード・スラットキン

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。