オーストリアの「エルル・チロル音楽祭=Tiroler Festspiele Erl」が2019年9月から、空席となっている芸術監督にフランクフルト州立歌劇場の総裁ベルント・ローベ(Bernd Loebe)を招くことになった。
指揮者のグスタフ・クーンの後任。クーンは音楽祭が創設された1997年から芸術監督を務めてきたが、今年に入ってセクハラ疑惑が浮上。複数の女性から被害が報告されたことからそのポストを辞任していた。
音楽祭が行われるエルルはザルツブルクから車で1時間ほどのチロル州の街。音楽祭は7月上旬から下旬にかけて開催され、2018年は期間中にワーグナー《ニーベルングの指環》4部作の上演を行っている。
写真:Oper Frankfurt / Maik Scharfscheer
エルル発 〓 芸術監督グスタフ・クーンの後任決まる、チロル音楽祭
2018/10/25
【最終更新日】2023/06/05
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