リューベック発 〓 リューベック歌劇場の音楽総監督にシュテファン・ヴラダー

2019/02/04
【最終更新日】2021/10/01

シュテファン・ヴラダー(Stefan Vladar)がドイツ・リューベック歌劇場の音楽総監督(GMD)に就任することになった。2019/2020シーズンから。歌劇場の音楽総監督はリューベック市の音楽総監督も兼務し、2013年から2017年までは沼尻竜典が務めていた。その後任。沼尻は現在、首席客演指揮者。リューベックはバルト海に面し、中世からハンザ同盟の都市として繁栄した古都。

ヴラダーは1965年、ウィーンの生まれ。6歳からピアノを始め、ウィーン国立音楽・演劇大学に進み、18歳でウィーン楽友協会にデビューした。1985年にウィーンで行われた第7回「ベートーヴェン国際ピアノコンクール」で、オーストリア人として初めて優勝。1994年には、ウィーン・モーツァルト協会からモーツァルト・メダルを受賞している。1999年から母校の教授。最近は指揮者活動も定着、2008年からはウィーン室内管弦楽団の首席指揮者を務めている。

写真:www.lukasbeck.com


    もっと詳しく ▷


関連記事

  1. ベルリン発 〓 カウンターテナーのヨッヘン・コヴァルスキが引退

  2. オストラヴァ発 〓 ヤナーチェク・フィルの次期芸術監督にロシアの指揮者ダニエル・ライスキン

  3. モンテカルロ発 〓 モンテカルロ歌劇場が《マノン・レスコー》の公演で、マリア・アグレスタの代役にアンナ・ネトレプコを起用

  4. バイロイト音楽祭 〓 夏の音楽祭のチケットのネット販売を停止

  5. バンベルグ発 〓 ヤクブ・フルシャがバンベルグ交響楽団との契約を延長

  6. ロンドン発 〓 指揮者のウラディーミル・ユロフスキが大英帝国勲章ナイト・コマンダー章を受章

  7. ヒューストン発 〓 ヒューストン響が音楽監督のユライ・ヴァルチュハとの契約を延長

  8. ミュンヘン発 〓 バイエルン州立オペラが新シーズン、2022/2023シーズンの公演ラインナップを発表

  9. ウィーン発 〓 ウィーン・フィルが新シーズンの定期演奏会の指揮者陣の顔ぶれを発表

  10. 訃報 〓 ネッド・ローレム(99)米国の作曲家

  11. 東京発 〓 第34回「高松宮殿下記念世界文化賞」の音楽部門に米国のトランペッター、ウィントン・マルサリス

  12. 大津発 〓 びわ湖ホールが2019年度のラインナップを発表

  13. デュッセルドルフ発 〓 ライン・ドイツ・オペラの次期音楽総監督にヴィターリ・アレクセーノク、アクセル・コーバーの後任

  14. 東京発 〓 第33回「高松宮殿下記念世界文化賞」、音楽部門はピアノのクリスチャン・ツィメルマン

  15. コペンハーゲン発 〓 ルイージがデンマーク放送響との契約延長

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。