ロンドン発 〓 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団が首席客演指揮者のカリーナ・カネラキスとの契約を再度延長

2026/06/17

ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(London Philharmonic Orchestra)が首席客演指揮者のカリーナ・カネラキス(Karina Canellakis)との契約を延長した。カネラキスは2021年からその任にあり、任期はさらに3年、2029/30シーズンまで延びる。

カネラキスはニューヨーク生まれの46歳。ギリシャとロシアのバックグラウンドを持つ。フィラデルフィアのカーティス音楽院でヴァイオリンを学び、その後、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のオーケストラ・アカデミーなどで研鑽を積んだ。

アカデミーでサイモン・ラトルに勧められたことから指揮者に転身。ニューヨークのジュリアード音楽院でアラン・ギルバートに指揮を師事した。また、2006年から2012年にかけて、ダラス交響楽団で音楽監督のヤープ・ヴァン・ズヴェーデンのアシスタントを務めた。

2015年、オーストリアのシュティリアルテ音楽祭で急きょニコラウス・アーノンクールの代役を務めたことで国際的な注目を集め、2016年にはショルティ財団が主催する「ゲオルク・ショルティ・コンダクティング・アワード」を受賞している。

ロンドン・フィルには2018年に初めて客演。2019年、オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任。2019年から2023年まではベルリン放送交響楽団の首席客演指揮者も務めた。

写真:Boston Symphony Orchestra / Hilary Scott


関連記事

  1. ボストン発 〓 ボストン響がレイオフに続き、平均37%の報酬カット

  2. ボーフム発 〓 ルール・トリエンナーレも中止を発表

  3. カンザスシティ発 〓 ヴァイオリンの岩崎潤がカンザスシティ響のコンサートマスターに

  4. ルイス発 〓 グラインドボーン音楽祭が来年2025年の公演ラインナップを発表

  5. 訃報 〓 ネッロ・サンティ(88)イタリアの指揮者

  6. ニューヨーク発 〓 カーネギー・ホールが年内の公演をキャンセル

  7. グロッセート発 〓 第1回「セルゲイ・クーセヴィツキー国際指揮者コンクール」で出口大地が最高位

  8. ロッテルダム発 〓 ロッテルダム・フィルもゲルギエフとの「関係を終了」と発表

  9. ムンバイ発 〓 メータが生まれ故郷で90歳を記念する世界ツアーをスタート

  10. プラハ発 〓 プラハ交響楽団の次期首席指揮者にトマーシュ・ネトピル

  11. ロンドン発 〓 ラトルら世界的な音楽家119人が嘆願書、ウクライナ侵略戦争の即時停止、ロシアのアーティストの一律ボイコットに反対の訴え

  12. ブレーメン発 〓 市立劇場の次期音楽総監督にシュテファン・クリンゲレ

  13. ソウル発 〓 ハンナ・チャンがソウル芸術センターの理事長に、指揮者活動は“停止”

  14. バイロイト発 〓 バイロイト音楽祭が中止を発表、開幕延期はかなわず

  15. マインツ発 〓 2022年の「ロベルト・シューマン賞」はハインツ・ホリガーに

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。