プフォルツハイム発 〓 市立劇場の次期音楽総監督にダニエル・インバル

2025/04/09

南西ドイツのプフォルツハイム市立劇場(Theater Pforzheim)が、次期音楽総監督にダニエル・インバル(Daniel Inbal)を迎えると発表した。任期は2025/2026年シーズンから。インバルは過去15年にわたりオスナブリュック市立劇場の音楽総監督代理を務めている。

インバルはドイツ・アーヘン生まれの52歳。父親は世界的指揮者のエリアフ・インバルで、ハノーファー音楽演劇メディア大学を経て、ウィーン音楽舞台芸術大学で指揮をレオポルト・ハーガーに学んだ。その後、プロイセン室内管弦楽団の首席指揮者、ウィーン・フォルクスオーパーやスイス・ベルン市立劇場の指揮陣に名を連ねてきた。

写真:Theater Osnabrück


  もっと詳しく ▷


関連記事

  1. シュトゥットガルト発 〓 南西ドイツ放送響がフランソワ=グザヴィエ・ロトの降板を発表

  2. ブエノスアイレス発 〓 ジャン・レイサム=ケーニックがテアトロ・コロンの音楽監督に

  3. ワシントン発 〓 ワシントン・ナショナル・オペラの音楽監督にロバート・スパーノ

  4. ノールショピング発 〓 ノールショピング交響楽団の首席指揮者兼芸術顧問にカール・ハインツ・シュテフェンス

  5. ハンブルク発 〓 州立歌劇場の次期芸術監督に演出家のトビアス・クラッツァー

  6. 東京発 〓 新国立劇場が2020/2021シーズンの公演ラインアップを発表

  7. ブレゲンツ発 〓 ブレゲンツ音楽祭は開催断念、グラフェネック音楽祭は開催を表明

  8. ワルシャワ発 〓 ポーランドもロックダウンへ

  9. パリ発 〓 パリ国立オペラが総監督のニーフとの契約を更改、2031/2032シーズン終了まで任期延長

  10. ニース発 〓 ニース・オペラが新しい音楽監督にダニエレ・カッレガーリ

  11. ベルリン発 〓 ウラディーミル・ユロフスキがベルリン放送響の演奏会でウクライナ国歌を演奏、連帯のメッセージ送る

  12. サンフランシスコ発 〓 サロネンがサンフランシスコ響の音楽監督を退任、契約が切れる2023/2024シーズンをもって

  13. モントリオール発 〓 モントリオール響がロシアの若手ピアニストの出演をキャンセル、ウクライナ・コミュニティーと楽団員の反発で

  14. マドリッド発 〓 テアトロ・レアルが音楽監督のアイヴァー・ボルトンとの契約を延長

  15. ギュータースロー発 〓 若手歌手のための国際コンクール「新しい声」が終了

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。