パリ国立オペラがフィンランドの作曲家カイヤ・サーリアホ(Kaija Saariaho)を記念するスペースをバスティーユ歌劇場に設けると発表した。ホワイエにあるパブリック・スペースに設けられるもので、作曲家の名前を冠したスペースはベルリオーズ、メシアンに次いで3人目という。
サーリアホは1982年からパリに住んで活動を続け、昨年6月に70歳で亡くなった。パリ国立オペラでは、作曲委嘱作品である2作目のオペラ《アドリアナ・マーテル》が2006年にピーター・セラーズの演出で世界初演されている他、2018年にはやはりセラーズの演出により《オンリー・ザ・サウンド・リメインズ-余韻-》のフランス初演などが行われている。
写真:www.facebook.com/KaijaSaariaho.Official
パリ発 〓 国立オペラがバスティーユ歌劇場に作曲家サーリアホの記念スペース
2024/02/14
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