クリーヴランド管弦楽団は音楽監督を務める指揮者のフランツ・ヴェルザー=メスト(Franz Welser-Möst)が癌治療のため、今後12ヶ月から16ヶ月の治療を受ける必要があると発表した。
ヴェルザー=メストは今年62歳。7月初旬に手術を受けた後、この夏のザルツブルク音楽祭でも、7月のヴェルディ《マクベス》、8月のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートを降板していた。
発表によると、クリーヴランド管の9月と10月のコンサート、ヨーロッパ・ツアーは指揮するが、10下旬から年末までは治療に専念するためすべての仕事をキャンセルする。
11月にはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の日本ツアーの指揮が予定されていたが、キャンセルは必至。現場復帰は2024年1月から、治療の合間を縫ってになるという。
写真:Salzburger Festspiele / Michael-Poehn
クリーブランド発 〓 ウェルザー=メストが癌治療で10月下旬から年末までのすべての仕事をキャンセル
2023/09/09
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