ナポリのサン・カルロ劇場(Teatro di San Carlo)が2021/2022シーズンの公演ラインナップを発表した。サン・カルロ劇場は2021年から、パリ国立オペラの総裁を退任したステファン・リスナー(Stephane Lissner)を新しい総裁に迎えている。
新シーズンは新制作のヴェルディ《オテロ》で正式に開幕するが、それに先立ち、2020/2021シーズンに予定されていた新制作のプッチーニ《ラ・ボエーム》を上演してプレ開幕する。リスナーによって国際色が強まり、歌手陣の顔ぶれも多様化していく気配。
プッチーニ《ラ・ボエーム》= 新制作
[出演]セレーネ・ザネッティ / スティーヴン・コステロ / ベネデッタ・トッレ / アンジェイ・フィロンチク
[指揮]ユライ・ヴァルチュハ
[演出]エマ・ダンテ
ヴェルディ《オテロ》= 新制作
[出演]ヨナス・カウフマン / ユシフ・エイヴァゾフ / マリア・アグレスタ / イーゴリ・ゴロヴァテンコ / アレッサンドロ・リベラトーレ
[指揮]ミケーレ・マリオッティ
[演出]マリオ・マルトーネ
ドニゼッティ《ランメルモールのルチア》
[出演]ナディーン・シエラ / ペネ・パチ / ガブリエーレ・ヴィヴィアーニ / アレクサンドロス・スタヴラカキス
[指揮]カルロ・モンタナーロ
[演出]ジャンニ・アメーリオ
ベッリーニ《夢遊病の女》 ※ 演奏会形式
[出演]ジェシカ・プラット / ローレンス・ブラウンリー / アレキサンダー・ヴィノグラードフ / マヌエラ・カスター
[指揮]ロレンツォ・パセリーニ
ヴェルディ《アイーダ》
[出演]アンナ・ネトレプコ / アンナ・ピロッツィ / ユシフ・エイヴァゾフ / ステファノ・ラ・コッラ / エカテリーナ・グバノヴァ / アグニエツカ・レーリス / ニコラ・テステ / フランコ・ヴァッサーロ
[指揮]ミケランジェロ・マッツォ
[演出]フランコ・ドラゴン
モーツァルト《コジ・ファン・トゥッテ》
[出演]マリアンジェラ・シチーリア / セレーナ・マルフィi / アレッシオ・アルドゥーニ / ジョヴァンニ・サラ / パオロ・ボルドーニャ / ダミアナ・ミッツィ
[指揮]ダン・エッティンガー
[演出]キアラ・ムーティ
プッチーニ《トスカ》
[出演]オクサナ・ディカ / イルダル・アブドラザコフ / ピエロ・プレッティ / セルジョ・ヴィターレ / エマヌエーレ・コルダーロ
[指揮]ユライ・ヴァルチュハ
[演出]エドアルド・デ・アンジェリス
《マリア・カラスの七つの死》
[出演]マリーナ・ アブラモヴィッチ / ウィレム・デフォー / アンナリーサ・ストロッパ / ヴァレリア・ セペ / ニノ・マチャイゼ / クリスティーネ・オポライス / セレーネ・ザネッティ
[指揮]ヨエル・ガムゾウ
[演出]マリーナ・ アブラモヴィッチ
チャイコフスキー《エフゲニー・オネーギン》
[出演]エレナ・スティッキナ / アルトゥール・ルチンスキ / モニカ・バチェッリ / マリア・バラコヴァ
/ サラ・ミンガルド / マイケル・ファビアーノ
[指揮]ファビオ・ルイージ
[演出]バリー・コスキー
ロッシーニ《セビリアの理髪師》
[出演]シャビエル・アンドゥアーガ / アレクサンドラ・クルザック / ダヴィデ・ルチアーノ / カルロ・レポーレ / リッカルド・ファッシ
[指揮]リッカルド・フリッツァ
[演出]フィリッポ・クリヴェッリ
ヴェルディ《椿姫》
[出演]プリティ・イェンデ / ローザ・フェオーラ / フランチェスコ・デムーロ / カルロス・アルバレス / 石倚潔
[指揮]フランチェスコ・イヴァン・チャンパ
[演出]フェルザン・オズペテク
ベッリーニ《清教徒》
[出演]シャビエル・アンドゥアーガ / リセッテ・オロペサ / ダヴィデ・ルチアーノ / アレクサンドロス・スタヴラカキス / キアラ・ティロッタ
[指揮]ジャコモ・サグリパンティ
[演出]エミリオ・サージ
サン=サーンス《サムソンとデリラ》
[出演]アニタ・ラチヴェリシュヴィリ / ブライアン・ジャッジ / Ernesto petti / ガブリエレ・サゴーナ / ロベルト・スカンディウッツィ
[指揮]ダン・エッティンガー
[演出]ダミアン・ジフロン
ワーグナー《トリスタンとイゾルデ》
[出演]スチュアート・スケルトン / ニーナ・シュテンメ / ルネ・パーペ / ブライアン マリガン / オッカ・フォン・デル・ダメラウ
[指揮]コンスタンティン・トリンクス
[演出]ルイス・パスクワル
写真:Teatro di San Carlo
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