グラーツ発 〓 オクサーナ・リーニフが劇場との契約を延長せず

2018/12/08
【最終更新日】2023/12/23

オーストリアのグラーツ歌劇場とグラーツ・フィルハーモニー管弦楽団(Grazer Philharmonische Orchester)の首席指揮者を務めてきたオクサーナ・リーニフ(Oksana Lyniv, 40)が契約を延長せず、2019/2020シーズンで退任することになった。

後任は2010年からドイツのコーブルク市立劇場の音楽監督を務めるローランド・クルティヒ(Roland Kluttig, 50)。任期は2022/23シーズンまで。クルティヒは2017/2018シーズン、デュカス《アリアーヌと青ひげ》を指揮して劇場デビュー。今シーズンはシマノフスキー《ロジェ王》を指揮する。

写真:Landestheater Coburg / Jochen Berger


関連記事

  1. カンザスシティ発 〓 ヴァイオリンの岩崎潤がカンザスシティ響のコンサートマスターに

  2. アムステルダム発 〓 オランダも8月いっぱいイベント禁止、オランダ芸術祭も中止

  3. リンツ発 〓 州立劇場の首席指揮者にイングマール・ベック

  4. ウィーン発 〓 国立歌劇場が代役を確保できず、アリベルト・ライマンの《メデア》の再演を断念

  5. ナポリ発 〓 裁判所がステファン・リスナーの復職認める、サン・カルロ劇場の総裁ポストめぐり

  6. ドレスデン発 〓 ザクセン州政府がティーレマンと契約延長せず、シュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者は2024年まで

  7. ロンドン発 〓 ウィグモアホールが新しいリサイタル・シリーズを無料でストリーミング配信

  8. チューリッヒ発 〓 チューリッヒはワクチン証明か、その場での検査陰性で入場可

  9. パリ発 〓 レジス・パスキエの愛器1736年製「グァルネリ・デル・ジェス」が競売に、推定落札価格は5億円超

  10. 訃報 〓 永田穂(93)コンサート・ホールの音響設計の世界的パイオニア

  11. ミラノ発 〓 スカラ座がストリーミング配信の次期ラインナップを発表

  12. 東京発 〓 「全国共同制作オペラ」が2024年度にプッチーニ《ラ・ボエーム》を新制作、指揮は井上

  13. 訃報 〓 ガブリエレ・シュナウト(72)ドイツのソプラノ歌手歳

  14. ソウル発 〓 ソウル・ポップス・オーケストラのウクライナ人3人がロシアの侵略から祖国を守るため帰国、従軍

  15. ウィーン発 〓 国立歌劇場が新シーズン、2022/2023シーズンの公演ラインナップを発表

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。