ノルウェーの「ソニヤ王妃国際声楽コンクール=Queen Sonja Singing Competition」が25日、2023年のコンクールの応募要項などを発表した。それによると、2023年のコンクールは8月15日から26日の開催。また、その中で、ロシアやベラルーシの市民権を持つ歌手の応募は受け付けないことを明らかにした。
ソニヤ王妃国際声楽コンクールは1988年、ピアノの国際コンクールとしてスタート。その後、声楽コンクールに代わり、首都オスロで2年に1度開かれている。主催はノルウェー文化省とオスロ市。国立歌劇場、国立音楽アカデミー、ノルウェー放送協会、オスロ・フィルハーモニー管弦楽団などが協力体制を組んでおり、最近もエルザ・ドライジグ、リーゼ・ダヴィドセン、ナディーン・シエラ、ダニエル・ベーレらを輩出している。
ロシア人、ベラルーシのアーティストの参加については「ロシアのウクライナに対する違法かつ残虐な攻撃に対するノルウェーの非難を支持します。コンクールはウクライナとその国民に連帯しています。従って、ロシアやベラルーシの市民権を持つ歌手の応募は受け付けません」と、きっぱり。
写真:Queen Sonja Singing Competition
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オスロ発 〓 ノルウェーの「ソニヤ王妃国際声楽コンクール」がロシア、ベラルーシからの参加認めず
2023/01/26
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