ケベック発 〓 空席だったケベック響の音楽監督にクレメンス・シュルト

2022/12/15

カナダのケベック交響楽団(Orchestre symphonique de Québec)が空席になっている音楽監督にドイツ人指揮者クレメンス・シュルト(Clemens Schuldt)を迎えると発表した。2020年で退任したファビアン・ガベルの後任で、任期は2023/2024から。

シュルトはドイツ・ブレーメン生まれの38歳。2006年からミュンヘン室内管弦楽団の首席指揮者に就任、2010年にロンドン交響楽団主宰の「ドナテッラ・フリック指揮者コンクール」で優勝した。

その後、ロンドン交響楽団の副指揮者を務めてワレリー・ゲルギエフ、サイモン・ラトルらの元で研鑽を積むかたわら、さまざまなオーケストラに客演して活躍の場を広げ、ミュンヘン室内管弦楽団は2021/2022シーズンで退任している。

写真:Orchestre symphonique de Québec / Marco Borggreve


  もっと詳しく ▷


関連記事

  1. 訃報 〓 ロザンナ・カンテリ(89)イタリアのソプラノ歌手

  2. ライプツィヒ発 〓 18代目の「トーマスカントル」にアンドレアス・ライズが就任

  3. ホーフ発 〓 ホーフ響の首席指揮者にベルギーの若手マルテイン・デンディーフェル

  4. パリ発 〓 指揮者のクリスティアン・マチェラルがフランス国立管との契約を延長

  5. ロンドン発 〓 ロイヤル・オペラが新シーズンの公演ラインナップを発表、音楽監督パッパーノは最後のシーズンで新制作の《ニーベルングの指環》を指揮

  6. コペンハーゲン発 〓 ルイージが「ドイツ・グラモフォン」からニールセンの交響曲全集

  7. ウィーン発 〓 「ヘルムート・ドイチュ国際歌曲コンクール」でテノールの尼子広志が優勝

  8. エーテボリ発 〓 サントゥ=マティアス・ロウヴァリが2024/2025シーズンでエーテボリ響の首席指揮者を退任

  9. ベルリン発 〓 レコード賞「オーパス・クラシック」授賞式がコンツェルトハウスで

  10. レーゲンスブルク発 〓 市立劇場の座付きオーケストラ、レーゲンスブルク・フィルハーモニックの次期音楽総監督兼首席指揮者にステファン・ヴェセルカ

  11. ビリニュス発 〓 ヴァイオリンのヤッシャ・ハイフェッツ・コンクールで、スペインのハビエル・コメサーニャが優勝

  12. ザルツブルク発 〓 1592年にオープンの老舗楽譜店が閉店

  13. ローマ発 〓 パッパーノの後任にガッティが急浮上、サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団

  14. ボゴタ発 〓 ボゴタ・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督にスウェーデンのヨアキム・グスタフソン

  15. パリ発 〓 国立オペラのリスナー総裁が新制作のキャンセルに言及、長引くストライキの影響で

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。