トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団(Orchestre National du Capitole de Toulouse)が次期音楽監督にフィンランドの指揮者タルモ・ペルトコスキ(Tarmo Peltokoski)を迎えることを決めた。ロシアのウクライナ武力侵攻直後に辞任したトゥガン・ソヒエフの後任で、任期は2024年9月から。
ペルトコスキはヘルシンキ生まれの22歳。フィリピンとフィンランドのハーフで、14歳の時からシベリウス音楽院でヨルマ・パヌラに師事。同時にサカリ・オラモ、ハンヌ・リントゥ、ユッカ=ペッカ・サラステの下で研鑽を積んだ。2020年にフィンランド放送交響楽団を指揮して指揮者デビューしたばかり。
新シーズンからラトビア国立交響楽団の音楽監督兼芸術監督の他、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団やドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者を務めるなど、急速に活躍の場を広げている。
写真:Orchestre National du Capitole de Toulouse / Romain Alcaraz
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トゥールーズ発 〓 キャピトル国立管の次期音楽監督にフィンランドの指揮者タルモ・ペルトコスキ
2022/12/14
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