ボローニャ発 〓 巨匠の没後10年を記念して、ボローニャ市が「クラウディオ・アバド広場」

2024/01/26

イタリアのボローニャ市が指揮者のクラウディオ・アバド(Claudio Abbado)の没後10年を記念して、市の中心部にある聖ステファノ大聖堂横の「サン・ステファノ広場」を「クラウディオ・アバド広場」に改名すると発表した。アバドはミラノ生まれで、2004年から住んだボローニャで2014年1月20日に80歳で亡くなっている。

アバドは戦後を代表する指揮者の一人で、ミラノ・スカラ座の(1968-1986)、ロンドン交響楽団(1979-1983)、ウィーン国立歌劇場(1986–1991)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1990-2002)という名だたる歌劇場、オーケストラの首席指揮者、音楽監督、芸術監督を歴任。2013年には当時のジョルジョ・ナポリターノ共和国大統領から終身上院議員の称号を授与された。

2000年に胃癌で倒れたが、手術を受けて現場復帰。2003年にはルツェルン祝祭管弦楽団に就任、2004年にはボローニャに若手を集めたモーツァルト管弦楽団を設立、亡くなるまで指導に当たっていた。広場はアバドの旧居近くにあり、本人のお気に入りだった場所。21日と22日に広場で行われた葬儀には数千人が集まり、献花の場所となった。

写真:Bologna Today


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