テノール歌手のヨナス・カウフマン(Jonas Kaufmann)がワーナー・クラシックにプッチーニ《トゥーランドット》全曲を録音することが分かった。本人が明らかにしたもので、カラフ役へのデビューとなる。
指揮はアントニオ・パッパーノで、オーケストラはサンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団。オーケストラは2022年3月12日、同じ顔ぶれでコンサート形式による上演を予定している。
キャストはカウフマンのカラフ以下、トゥーランドット姫にソンドラ・ラドヴァノフスキー、リューにエルモネラ・ヤオ、ティムールにミケーレ・ペルトゥージ、アルトゥームにマイケル・スパイレスという顔ぶれ。ラドヴァノフスキーもロール・デビューとなる。
カウフマンとパッパーノ率いるサンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽は昨年、ソニー・クラシカルにヴェルディ《オテロ》を録音。ワーナー・クラシックにも、プッチーニ《蝶々夫人》、ヴェルディ《アイーダ》の録音を残している。
写真:Warner Classics
ローマ発 〓 カウフマンが初のカラフ役、パッパーノと《トゥーランドット》全曲録音へ
2021/07/22
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