広島発 〓 広島響の次期音楽監督にクリスティアン・アルミンク

2022/12/15

広島交響楽団(Hiroshima Symphony Orchestra)が次期音楽監督にオーストリア出身の指揮者で、新日本フィルハーモニー交響楽団元音楽監督クリスティアン・アルミンク(Christian Arming)を迎えると発表した。2017年からその任にある下野竜也の後任で、任期は2024年4月から5年間。退任後の下野は桂冠指揮者に就任するという。

アルミンクは1971年、ウィーン生まれの51歳。ウィーン国立音楽・演劇大学でカール・エスターライヒャーとレオポルト・ハーガーに指揮を学び、1994年から本格的に指揮活動を開始した。

24歳だった1996年、チェコのヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団と初共演。その後すぐに首席指揮者に迎えられ、2001/2002シーズンまで務めた。その後、2001年から2004年にかけてスイスのルツェルン歌劇場の音楽監督(=ルツェルン交響楽団首席指揮者)を務めた。

2003年、32歳で新日本フィルハーモニー交響楽団の音楽監督に就任。意欲的なプログラミング編成で話題を集め、2006年の《火刑台上のジャンヌ・ダルク》は第3回「三菱信託音楽賞奨励賞」を受賞している。

新日本フィルハーモニー交響楽団は2013年で退任、その後はベルギーのリエージュ・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督(2011-2015)を務めた。広島交響楽団には2014年8月に初めて客演、広島市で行われた「平和の夕べ」コンサートを指揮している。

写真:Orchestre Philharmonique Royal de Liège


  もっと詳しく ▷


関連記事

  1. 訃報 〓 クシシュトフ・ペンデレツキ(86)ポーランドの作曲家

  2. シカゴ発 〓 シカゴ響が「ムーティ最後のシーズン」2022/2023シーズンの公演ラインナップを発表、注目集める客演指揮者

  3. サンフランシスコ発 〓 サロネンがサンフランシスコ響の音楽監督を退任、契約が切れる2023/2024シーズンをもって

  4. ブリュッセル発 〓 モネ劇場が《薔薇の騎士》を無料ストリーミング

  5. ウィーン発 〓 2027年の「ニューイヤー・コンサート」、指揮者はトゥガン・ソヒエフ

  6. ベルリン発 〓 コーミッシェ・オーパーが2019/2020シーズンの公演ラインナップを発表

  7. アトランタ発 〓 音楽監督のナタリー・シュトゥッツマンとの契約を延長、アトランタ響

  8. ダラス発 〓 ダラス交響楽団が演奏会形式による“リング・チクルス”、オーケストラによる通し上演は全米初

  9. アケルスベルガ発 〓 アップル・ミュージックが創立50周年迎えたスウェーデンの名門レーベル「BIS」を買収

  10. ワルシャワ発 〓 第19回「ショパン国際ピアノ・コンクール」のファイナリストが決定、11名を選出

  11. ローマ発 〓 イタリア、再びロックダウンへ

  12. 訃報 〓 フー・ツォン(86)中国生まれの英国のピアニスト

  13. ベルリン発 〓 バレンボイムが健康上の理由から、5月1日のベルリン・フィル「ヨーロッパ・コンサート」の指揮から降板

  14. 訃報 〓 ジェシー・ノーマン(74)米国のソプラノ歌手

  15. ブカレスト発 〓 「ジョルジュ・エネスク国際コンクール」のチェロ部門で北村陽が優勝

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。