オランダのロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団(Rotterdams Philharmonisch Orkest)が来年から、フィンランドの若手指揮者タルモ・ペルトコスキ(Tarmo Peltokoski)を常任客演指揮者に迎えると発表した。
ペルトコスキはヘルシンキ生まれの22歳。フィリピンとフィンランドのハーフで、14歳の時からシベリウス音楽院でヨルマ・パヌラに師事。同時にサカリ・オラモ、ハンヌ・リントゥ、ユッカ=ペッカ・サラステの下で研鑽を積んだ。2020年にフィンランド放送交響楽団を指揮して指揮者デビューしたばかり。
今年に入って、ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者に迎えられた他、新シーズンからはラトビア国立交響楽団の音楽監督兼芸術監督に迎えられるなど、活躍の場を急速に広げている。
ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団はロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団に次ぐ、オランダを代表するオーケストラ。2018/2019シーズンからイスラエルの指揮者ラハフ・シャニがヤニック・ネゼ=セガンの後を受けて首席指揮者を務めている。
写真:Rotterdams Philharmonisch Orkest
ロッテルダム発 〓 フィンランドの若手指揮者タルモ・ペルトコスキがロッテルダム・フィルの常任客演指揮者に
2022/09/14
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